フレンチの神様ジョエル・ロブション死去
スイスのジュネーブの自宅で亡くなりました。
73歳
突然の訃報にビックリしましたが
今年はポール・ボキューズ氏も他界しフランス料理介にとっては
大切な重鎮を二人もなくしたことになります。
お弟子さんは日本にも沢山おり彼に影響を受けた料理人は
数知れずフレンチの神様、フレンチの皇帝とも呼ばれていました。世界的に有名な料理人です。
ウイッキペディアによると
料理店
Joël Robuchon (ラスベガス)
L'Atelier de Joël Robuchon (香港、ラスベガス、ロンドン、マカオ、モナコ、パリ、台北、東京)
La Table de Joël Robuchon & Le Chateau de Joël Robuchon (パリ, 東京)
過去の料理店
Jamin
テレビ番組
Cuisinez comme un grand chef (TF1, 1996-1999)
Bon appetit, bien sûr (フランス3, 2000)
受賞
Officier de la Legion d'honneur
ポワチエ出身。15歳で、ホテル「ルレ・ド・ポワチエ」の見習いシェフとしてキャリアをスタートさせた。28歳で「コンコルド・ラファエットホテル」の総料理長に就任、1976年にフランスの国家最優秀職人章(Meilleur Ouvrier de France, 略称MOF)の資格を取得。1981年には独立してレストラン「ジャマン」を開店、後に店名を「ジョエル・ロブション」へと改め、現在に至る。ロブションは、レストランガイド「ゴー・ミヨ」に「世紀のシェフ」として紹介された事でも知られている。1990年代以降はフランス国外とりわけ日本での活動が豊富で、日本のフレンチ業界に与えた影響も大きく、日本のメディアでは「フレンチの神様」「フレンチの皇帝」と称されることも多い。
1996年に現役を退くも、その味を愛してやまない人達からの熱烈な声に後押しされる形で2003年に料理人として現役復帰する。
2013年現在世界11カ国に店舗を持ち、ミシュランガイドにて総数28個の星を獲得しており、「世界一星を持つシェフ」としても知られている。 日本国内では東京に6つの店舗を持ち、そのうちの「ガストロノミー ジョエル・ロブション(恵比寿ガーデンプレイス)」が三つ星、「ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション(恵比寿ガーデンプレイス)」が二つ星、「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション(六本木ヒルズ)」が二つ星を獲得している。
日本国内でのロブション・グループの経営母体は、ピザーラの親会社としても知られる株式会社フォーシーズが受け持っている。 世界的には、東京、香港、マカオ、シンガポールとミシュラン3つ星レストラン4軒の総料理長で、アラン・デュカスの3軒を超え世界最多3つ星シェフであったが、シンガポール店の閉店により、アラン・デュカスと並ぶ3軒の世界最多タイの3つ星シェフとなった。
料理スタイル 編集
ジャン・ドラベーヌを生涯の師と呼び、アラン・シャベル、シャルル・バリエからも強い影響を受けて、ヌーベルキュイジーヌの新たな料理法に取り組むようになった。 ジョルジュ・プラリュから真空調理法を紹介され、その後、電車内の高級レストランの調理法として採用することになった。それ以来、真空調理法を評価して研究を行っている。分子ガストロノミーに対しては批判的である。
(ウイッキペディアより)
日本にもいくつかの系列店がありますが、わたしは残念なから氏の料理は食べに行ったことがなく料理の専門誌の写真でしか見たことがないが、見ていて見とれてしまう芸術みたいな惚れ惚れとした盛り付けはとても印象的だ。
このブログを書きながら思い出したのだが
時々、東京へフレンチの食べ歩きに行くときお店選びで悩んでいると
東京のグルメな友人から
《もしどちらかにしようと悩んでいたら年配のシェフのお店に行くといいですよ。、いつ引退するか分からないし、もしもの事があるからね》
と言われたのが凄く印象に残っていて今でもお店選びの基準になっている(^^;
時に食は人々に喜びと感動を与えます。
氏の料理で喜びや感動をした方々は数えきれない程いたことでしょう。
いろんな方たちに影響を与えたジョエルロブション氏のご冥福を祈ります。